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境港の結婚指輪「港」が生まれた背景【山陰と旅する指輪】

こんにちは、ATSUTA米子店の松本です😌

 

本日は、山陰と旅する指輪【港】の結婚指輪・婚約指輪が生まれた背景について少しお話しようかなと思います。

 

近頃、結婚指輪のお手伝いをさせていただく中で、

「境港出身だからいいなと思って!」
「コンセプトが素敵だなあと思って気になっていました」

とお言葉を頂けて、とっても嬉しく思っています!

 

この指輪は、境港市出身の私が考案した指輪です。

この仕事を始めてから、
たくさんのご夫婦と関わることになり、私自身もたくさんの結婚観に触れることが多くなりました。
そして、自分自身も
「夫婦ってなんだろう」
「人はなんで結婚をしたくなるんだろう」
と深く考えていき。
〈結婚指輪に対しての想い〉が確かなものになってきました。

それは、
「夫婦である相手を感じることができるのが結婚指輪」という想い。

そして、
鳥取に新たな指輪を仲間入りさせよう!となった時に、すぐに「地元境港の指輪を作ろう!」と思いました。
(というよりも、いつかは境港の指輪作りたい!とずっと思っていました😊)

 

そこで思い出したのが、祖父と祖母の存在です。
私の祖父は、橋の設計・施工・整備までさまざまな事をする仕事をしていました。
小さいながらに「海で仕事するおじいちゃん」という印象でした。
(ベタ踏み坂で有名な江島大橋の設計施工に携わったこともあったそうで、私の自慢のおじいちゃんです)

「この仕事の時は助かって良かった」
「あの仕事の時は命が危なかった」と、海での仕事の壮絶さをよく聞かされたものです。

祖父が命を落とすかもしれない仕事をしているということは、
祖母である奥さんは気が気でなかったと思います。

仕事に行くたびに「無事に帰ってきてね」と祈っていたと思います。

そして祖父もきっと「奥さんが待ってるから絶対帰らければ。生きなければ」と思っていたと思います。

 

令和の時代は男女関係なく、共働きを選択するご夫婦が多いです。
ただ、「夫婦や家族が自分の居場所であり、安心して帰ってこれる場所である」ということは今も昔も変わりません。

そんな大事にしたい気持ちを【港】のデザインとコンセプトに込めました。

結婚指輪には、
レディースリングには表面にダイヤモンドを、
メンズリングには指輪の内側にダイヤモンドを留めています。

このダイヤモンドが表すのは、
「漁に出ている漁船」と「灯台」の灯りです。

 

境港は漁師町。
漁船の灯りと灯台の灯りで、現在位置を把握していました。

 

そして、漁師町なので
ご主人が漁に出て、奥様が家で待つ。
そんな夫婦が多くいました。

漁師のご主人がいる奥様もきっと、私の祖母と同じように元気に家に帰ってくることを祈っていたと思います。

 

指輪の話に戻ると、
漁船の灯りをメンズリング内側ダイヤモンドの輝きで、
灯台の灯りをレディースリングのダイヤモンドの輝きで表しています。

この結婚指輪を身に着けるおふたりにとって、
生涯に渡ってお互いの存在が「帰ってきたくなる場所」となることを祈り、このコンセプトとデザインを考えました。

婚約指輪も同じく、灯台の灯りを表現。
「あなたの元だけに帰ってくる」
そんな想いを込めてこの婚約指輪を贈って欲しいと思っています。

 

この指輪を身に着けるおふたりの末永い幸せを祈って、このブログ記事を終えたいと思います。
文頭で「少しお話しようかなと思います」と言いつつ、想いが溢れてついつい長くなってしまったことをお許しくださいね。
長文にお付き合いくださり、ありがとうございました😌

 

 

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