婚約指輪とは
婚約指輪とは??
由来
婚約指輪とは、結婚の約束の証として、男性から女性へ贈られる指輪のことです。
古代ローマ時代、約束の履行を誓約するしるしとして使われていた鉄の輪を、
結婚の指輪として用い、それが婚約の際にも使われるようになったのが始まりです。
日本で婚約指輪が広く用いられるようになったのは、結婚指輪と同じく約60年前からです。
意味
婚約指輪とは、口約束だけでなく、周りの人の目にも見える形で結婚の約束を形にしたものです。
古くは、「契約」を意味したことから、男性の家から女性の家への「手付金」の意味で高価な指輪が贈られましたが、
現代では「彼からの愛情の証」として用いられるようになっています。
また、婚約指輪のメインにはダイヤモンドがセットされているものが主流です。
これは、ダイヤモンドが地上で最も硬い石であること、形が変わりにくいことから、
固い意志、固い絆で結ばれる、変わらない愛…
また、無色透明=純真無垢で花嫁にふさわしいなどが理由です。
一生ものですので、選ばれる際は急がず、ゆっくりおふたりで相談しながら選んでくださいね。
お値段
皆さまも一度は聞かれたことがあると思います。
「婚約指輪は給料の三ヶ月分が相場」
これは、実は約60年前のアメリカの宝石会社が行った広告で、日本でも宣伝され広まったためです。
これほど高価な指輪を贈る習慣は、日本とアメリカくらいで、他の国々では見られないようです。
ですが、婚約指輪は、彼が「彼女へ贈りたい!」という気持ちだけで選んだプライスレスなもの。女性からすると、
大好きな彼からプレゼントされるということだけで嬉しいと思います。
値段よりも、気持ちが大切という事ですね。
着けるのはどの指?
約中は右手の薬指にはめる、という方もおられますが、正解はありません。
ですが、結婚式当日は挙式で結婚指輪の交換が行われるため、左手薬指をあけておきます。
結婚式当日は婚約指輪を右手に着け、結婚指輪の交換後、
右手から婚約指輪を外して左手の婚約指輪の上に重ねて着けます
結婚式後に婚約指輪を身につける際は、結婚指輪の上に重ねづけされる方が多いです。
