結婚指輪とは
結婚指輪とは?
由来
結婚指輪は、今から約2,000年前の古代ローマ時代から始まった習慣だといわれています。
当時のローマ教皇が、約束の誓いのしるしとして鉄の指輪を使いはじめたのが始まりで、
そこから「契約」の意味で用いられるようになったそうです。
日本で結婚式のときに指輪を交換するのが定着したのは、
約60年前と歴史は浅く、古くはヨーロッパから伝来してきた習慣です。
意味
結婚指輪は、結婚の証として男女が身につける指輪のことです。
結婚式の際に新郎新婦が指輪を交換するのは、夫婦として歩んでいく誓いをかたちに表すということです。
ゆがみや途切れのない円は、「永遠に途切れることのない愛情」を象徴するものとされています。
また、結婚指輪を身につけていると、お互いの存在を常に感じられますね。
夫婦の絆を深め、愛が永遠に続くようにという想いが込められている、大切な約束のお品が結婚指輪なのです。
一生ものですので、選ばれる際は急がず、ゆっくりおふたりで相談しながら選んでくださいね。
着けるのはどの指?
結婚指輪は、左手の薬指に着けることが一般的です。
こちらは、ギリシャ神話に由来があるといわれています。
古代ギリシャでは、心臓は人間の感情を司る場所だとされており、
左手の薬指は心臓に繋がる血管があると信じられていました。
そして、より心臓に近い「左手の薬指」は「特別な指」とされ、
生命を象徴する指に結婚指輪をつけることで、「命を持って永遠の愛を誓う」という意味から、
薬指に大切な結婚指輪が着けられるようになったという言い伝えがあります。
ハートに繋がる左手に指輪を着けることで、
相手の心をつかみ、結婚の誓いをより強いものにする、という意味があるのです。